豊橋市萱町で開業22年、施術歴30年のかんくう整体院には、重い病気を乗り越えた後も体の不調に悩む方が多く来院されます。
「肺がんの手術を受けてから、体が重くて仕方がない」「橋本病で疲れやすいのに、母の介護で休めない」「姿勢が歪んで肩こりがひどい」
このような悩みを抱えながら、毎日を必死に過ごしている方へ。
病気の治療を終えても、体の使い方や姿勢の歪みが残っていると、日常生活での疲労感は増すばかりです。
でも、諦める必要はありません。
体の構造を理解し、根本から整えていくことで、病気を抱えながらも快適に過ごせる体を取り戻すことができます。
本記事では、実際に肺がん術後と橋本病を抱えながら来院されたK様の事例をもとに、病気を経験した方の体がなぜ疲れやすくなるのか、そして豊橋市のかんくう整体院でどのようなアプローチで改善していくのかを詳しくお伝えします。
重い病気と向き合いながらも、自分らしく生きたいあなたのために、専門家の視点から具体的な改善方法をご紹介します。
肺がん術後の体に起きている変化
手術が体に与える長期的な影響
肺がんの手術を受けると、体には様々な変化が起こります。
K様の場合、2022年に右肺の手術を受け、その後再発して現在は薬で治療を続けていらっしゃいます。
手術で肺の一部を切除すると、胸郭の動きが制限され、呼吸のパターンが変わります。
特に右肺を手術した場合、無意識のうちに左側に体重をかける癖がつき、体全体が左に傾いてしまうのです。
この傾きは単なる姿勢の問題ではありません。
体が傾くと、骨盤の高さが左右で変わり、背骨全体に歪みが生じます。
すると、背骨の両側にある筋肉が常に緊張状態になり、慢性的な疲労感や重だるさを引き起こします。
さらに、手術の傷跡周辺の組織は硬くなり、筋膜という体全体を包む膜に癒着が起こります。
この筋膜の癒着が、肩や首、腰など離れた場所の不調の原因になることも少なくありません。
K様も「体が重く感じる」「足が前に進まない感じで一生懸命歩いている」と訴えていらっしゃいました。
これは筋肉の問題だけでなく、体全体の連動性が失われているサインなのです。
呼吸の変化が全身に及ぼす影響
肺の機能が低下すると、呼吸が浅くなります。
浅い呼吸は体に十分な酸素を供給できないだけでなく、自律神経のバランスを崩す原因にもなります。
深い呼吸は副交感神経を優位にし、リラックス状態を作り出しますが、浅い呼吸では交感神経が優位になり、常に緊張状態が続いてしまうのです。
K様は「湿気が増えてくると体が重くなる」とおっしゃっていました。
これは肺の機能が低下している方によく見られる症状です。
湿気が多い日は空気中の酸素濃度が相対的に下がるため、呼吸器系に負担がかかります。
さらに、肺がんの治療薬の副作用でめまいも出ているとのことでした。
このように、肺の問題は呼吸だけでなく、全身の循環や神経系統にも影響を与えるのです。
手術後の姿勢変化と筋肉の使い方
手術後、多くの方が無意識のうちに患部をかばう姿勢を取ります。
K様の場合、右肺を手術したため、右側の胸郭が縮こまり、左側に体が傾いていました。
実際に施術時に確認すると、明らかに左右の肩の高さが違い、骨盤も傾いていたのです。
この姿勢の歪みは、日常生活での体の使い方にも大きな影響を与えます。
K様は93歳のお母様の介護をされており、草刈りや木の手入れなど重労働を二人でこなしていらっしゃいます。
「肩ばかり上がってしまい、力が入らないのに肩ばかり盛り上がってしまう」という訴えは、本来使うべき体幹や下半身の筋肉が使えず、上半身だけで作業をしている証拠です。
体の使い方が偏ると、特定の筋肉だけに過度な負担がかかり、慢性的な疲労や痛みの原因になります。
K様のように、病気を抱えながら介護や仕事を続けている方は、この悪循環に陥りやすいのです。
橋本病と疲労感の深い関係
甲状腺機能低下が引き起こす全身症状
橋本病は甲状腺の機能が低下する自己免疫疾患です。
K様は肺がんが見つかった2022年に、同時に橋本病とも診断されました。
甲状腺ホルモンは体の代謝を調節する重要な役割を持っており、このホルモンが不足すると、全身のエネルギー産生が低下します。
その結果、極度の疲労感、体のだるさ、集中力の低下などが起こるのです。
K様は「仕事から帰ってくると起きられないぐらいに疲れてしまう時が続いていた」とおっしゃっていました。
両親は90歳を超えても元気なのに、なぜ自分だけこんなに疲れるのかと疑問に思い、検査を受けたところ橋本病が見つかったそうです。
甲状腺機能低下症の方は、普通の人が感じる疲労の何倍もの疲労感を抱えています。
さらに、体温調節がうまくいかず、寒がりになったり、むくみやすくなったりする症状も現れます。
自律神経への影響とめまい
橋本病は甲状腺ホルモンのバランスを崩すため、自律神経系にも大きな影響を与えます。
自律神経は、呼吸、心拍、消化、体温調節など、意識しなくても体が自動的に行う機能をコントロールしています。
この自律神経のバランスが崩れると、めまい、動悸、不眠、消化不良など、様々な不定愁訴が現れます。
K様も立ちくらみのようなめまいを感じていらっしゃいました。
肺がんの治療薬の副作用もありますが、橋本病による自律神経の乱れも一因と考えられます。
自律神経が乱れると、血圧の調整がうまくいかず、立ち上がった時に血圧が急に下がる起立性低血圧が起こりやすくなります。
また、自律神経の乱れは筋肉の緊張にも影響します。
交感神経が優位になると筋肉は緊張し、副交感神経が優位になると筋肉は弛緩します。
橋本病でこのバランスが崩れると、常に筋肉が緊張状態になり、肩こりや首の痛みが慢性化してしまうのです。
疲労の悪循環を断ち切るために
橋本病の方は、疲れやすいために活動量が減り、筋力が低下します。
筋力が低下すると、さらに疲れやすくなるという悪循環に陥ります。
K様の場合、お母様の介護という休めない状況があり、この悪循環がより深刻になっていました。
「母の方が元気で、自分の方が疲れてしまう」という状況は、精神的にも大きな負担になります。
しかし、適切な体のケアと生活習慣の改善で、この悪循環を断ち切ることは可能です。
かんくう整体院では、橋本病を抱える方の体の特性を理解した上で、無理のない範囲で体を整えていきます。
急激な刺激は自律神経をさらに乱す可能性があるため、K様には「今日はちょっと軽めの施術をします」と伝え、体の状態を見ながら慎重にアプローチしました。
病気を抱えている方にとって、安全に配慮しながら効果的に体を整えることが何より重要なのです。
豊橋市の整体院で行う姿勢改善アプローチ
骨盤の傾きを整える重要性
姿勢改善の第一歩は、体の土台である骨盤を正しい位置に整えることです。
K様の初回施術では、まず座った状態で骨盤の位置を確認しました。
正常な骨盤の位置と比べて、K様の骨盤は後ろに倒れており、その結果上半身が前に傾いていました。
骨盤が後ろに倒れると、背骨のカーブが強くなり、頭が前に出る「頭部前方位」という姿勢になります。
この姿勢は首の5番あたりから前側に出てくる神経を圧迫し、肩こりや腕のしびれ、さらには甲状腺の機能にも影響を与える可能性があります。
「この姿勢の方は、特に女性は甲状腺の問題を抱えやすい」と説明すると、K様は「なるほど」と納得されていました。
骨盤を正しい位置に整えるためには、まず骨盤周りの筋肉の緊張を取り除く必要があります。
K様の場合、お尻の筋肉や腰の筋肉が非常に硬くなっており、これが骨盤を正しい位置に保てない原因になっていました。
施術では、筋膜リリースという手法で筋肉を包む膜の緊張を解き、骨盤周りの筋肉を柔らかくしていきました。
脊髄神経と筋肉の緊張を解く
かんくう整体院では、表面的な筋肉だけでなく、体の深層部にアプローチします。
K様の施術では、頭蓋仙骨療法という手法を用いました。
脳から背骨の中を通って骨盤まで伸びる脊髄神経は、硬膜という膜に包まれています。
この硬膜の中を脳脊髄液という液体が循環しており、この循環が滞ると自律神経が乱れ、全身の筋肉が緊張します。
K様のように、長く病気と向き合ってきた方は、自律神経が常に緊張状態にあります。
この緊張を解くために、頭蓋骨や仙骨に優しく触れて、硬膜の緊張を取り除いていきます。
「心臓をいじっている感じがする」とK様がおっしゃったように、この施術は体の深い部分に働きかけます。
硬膜の緊張が解けると、背骨の両脇の筋肉の緊張も自然と取れてきます。
すると、施術前は左右で長さが違っていた足の長さが揃ってくるのです。
これは骨盤の歪みが整い、体全体のバランスが取れてきた証拠です。
手術痕と筋膜の癒着へのアプローチ
肺がんの手術を受けた右側の胸郭は、K様の場合明らかに左側よりも動きが制限されていました。
手術の傷跡周辺では、筋膜が癒着して硬くなっており、これが肩や腕の動きを制限していました。
「前を切って手術したので、こっちの引っ張りがすごく強くなる」と説明すると、K様は「ああ、面白い」と興味深そうに聞いていらっしゃいました。
筋膜は全身を包むボディスーツのようなもので、一箇所が引っ張られると、離れた場所にも影響が出ます。
右胸の筋膜が引っ張られることで、右肩が前に出て、首が傾き、さらには骨盤まで歪んでしまうのです。
施術では、癒着している筋膜を丁寧にリリースしていきます。
K様は「すごい力強くて」と驚かれていましたが、これは体が細い方なのに筋肉がガチガチに固まっている証拠です。
「お仕事で体を使うんですか?」と尋ねると、実家の草刈りや木の手入れを一人っ子としてお母様と二人でやっているとのことでした。
このような重労働を、手術後の歪んだ体で続けていたため、筋肉が過度に緊張していたのです。
筋膜リリースで癒着を解くことで、体の動きがスムーズになり、疲労感も軽減されます。
内臓調整が疲労回復に与える効果
内臓の位置と姿勢の関係
内臓の位置は姿勢に大きく影響します。
K様の施術では、うつ伏せになっていただき、背中から内臓の状態を確認しました。
「こっちだいぶ小さいですけど、こっちだいぶ分厚いので、心臓の疲れができています」と説明したように、左右で背中の厚みが違っていました。
これは内臓の位置がずれていたり、内臓自体が疲労していたりするサインです。
内臓は腹膜や胸膜という膜に包まれており、これらの膜が緊張すると内臓の動きが制限されます。
特に肺がんの手術後は、胸膜に癒着が起こりやすく、これが呼吸の浅さや疲労感の原因になります。
また、橋本病で甲状腺の機能が低下していると、消化機能も低下しがちです。
消化機能が低下すると、栄養の吸収が悪くなり、さらに疲労感が増すという悪循環に陥ります。
内臓の膜を整える手法
かんくう整体院では、内臓自体を触るのではなく、内臓を包む膜にアプローチします。
「内臓といっても膜を整えていきますので」と説明したように、腹膜や胸膜、心膜などの膜の緊張を取り除いていきます。
この施術は非常に繊細で、強い力は必要ありません。
優しく触れるだけで、膜の緊張は解けていきます。
K様には「息苦しくないですよね」と確認しながら、うつ伏せの状態で施術を進めました。
内臓の膜が整うと、内臓の動きがスムーズになり、血流やリンパの流れも改善されます。
すると、老廃物の排出が促進され、疲労回復が早まるのです。
また、内臓の位置が整うことで、姿勢も自然と改善されます。
内臓が正しい位置にあると、体の重心が安定し、無理な力を使わずに姿勢を保てるようになります。
自律神経と内臓の深い繋がり
内臓の働きは自律神経によってコントロールされています。
逆に言えば、内臓の状態が自律神経に影響を与えることもあります。
K様のように、長く病気と向き合ってきた方は、自律神経が常に緊張状態にあり、その結果内臓も疲労しています。
内臓の膜を整えることで、内臓の働きが改善され、それが自律神経のバランスを整えることにも繋がります。
施術中、K様の体がだんだんと緊張を解いていくのが分かりました。
「ご視聴ありがとうございました」という言葉が録音に入っていましたが、これはリラックスして眠りかけていた証拠です。
自律神経が整い、副交感神経が優位になると、体は自然とリラックスモードに入ります。
この状態が、疲労回復には最も重要なのです。
日常生活で実践できる姿勢改善法
正しい座り方と骨盤の立て方
施術後、K様には日常生活で意識していただきたい姿勢のポイントをお伝えしました。
「骨盤を立たせて、軽く顎を引いてもらう」これが日本人の体に合った正しい姿勢です。
多くの方が「良い姿勢」と聞くと、胸を張って背筋を伸ばすイメージを持ちますが、実はこれは間違いです。
胸を張りすぎると、お腹が前に突き出て、腹筋の力が弱まってしまいます。
正しい姿勢は、骨盤を立てて、その上に背骨を自然に積み上げるイメージです。
骨盤を立てるとは、座った時に坐骨という骨盤の底の骨で座面を感じることです。
この状態で軽く顎を引くと、自然と背筋が伸び、肩の力も抜けます。
「これが日本の着物を着る文化の人の姿勢です」と説明すると、K様は納得されていました。
着物を着る時は、帯で下腹部を締め、重心を低く保ちます。
この姿勢が、実は最も体に負担が少なく、長時間保っても疲れにくい姿勢なのです。
体の使い方の見直し
K様の場合、お母様の介護で草刈りや木の手入れなど重労働をされています。
「上半身だけで動かす癖がついています」と指摘したように、本来は下半身から動かすべきところを、上半身だけで作業していました。
これが肩こりや疲労の大きな原因になっています。
重いものを持つ時、草刈りで腕を動かす時、木の枝を切る時、全て下半身の力を使うことが重要です。
具体的には、膝を軽く曲げて重心を低くし、お腹に力を入れて体幹を安定させます。
その状態で作業をすると、腕や肩だけに負担がかからず、全身の筋肉をバランスよく使えます。
「肩ばかり上がってしまう」というK様の悩みは、この体の使い方を変えることで改善できます。
日常生活の中で、常に「下半身から動く」ことを意識するだけで、疲労感は大きく変わります。
呼吸法と水分補給の重要性
施術後、K様には「お水を1リットルくらい飲んでほしい」とお伝えしました。
体の約60%は水分でできており、水分が不足すると血液がドロドロになり、老廃物の排出が滞ります。
特に施術後は、筋膜や筋肉から老廃物が流れ出すため、それを排出するために十分な水分が必要です。
ただし、K様は肺がんの治療中のため、「肺に水が溜まる人がいる」という懸念もありました。
そのため、「その辺はお医者さんに確認を」とお伝えしたところ、「お医者さんからはお水を飲んでくださいと言われている」とのことで安心しました。
また、深い呼吸も重要です。
肺の機能が低下していると、どうしても呼吸が浅くなりがちですが、意識的に深い呼吸をすることで、自律神経のバランスが整います。
朝起きた時、寝る前、仕事の合間など、1日に何度か深呼吸の時間を作ることをお勧めします。
鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくり吐く。
この時、お腹が膨らむように意識すると、横隔膜が大きく動き、内臓のマッサージ効果も得られます。
食生活が体の回復に与える影響
グルテンと炎症の関係
施術の最後に、食事についてのアドバイスもお伝えしました。
「一番の根っこは小麦です、グルテンです」と説明すると、K様は「それ言われると思った」と苦笑いされました。
実は、K様は既にグルテンフリーを意識されており、「朝昼晩、なるべく一食、朝だけパンを食べないようにしている」とのことでした。
グルテンは小麦に含まれるタンパク質で、腸の粘膜を刺激して炎症を引き起こす可能性があります。
特に自己免疫疾患である橋本病を抱えている方は、グルテンが症状を悪化させることがあります。
また、グルテンは筋肉の緊張を高める作用もあります。
「インナーマッスルが逆に言うと衰えちゃう」と説明したように、グルテンを摂りすぎると、体幹の深層筋が弱まり、姿勢を保つのが難しくなります。
K様は「どうしても食べたい時は米粉で蒸しパンを作ったり」と工夫されていました。
完全にパンを断つのはストレスになるため、時々は美味しいパン屋さんのパンを楽しむのも良いでしょう。
大切なのは、バランスと意識です。
糖分と痛みの増幅
もう一つ重要なのが、糖分の摂取です。
「肩がすごい痛いなという時は甘いものを気をつけてください」とお伝えしました。
糖を分解する時、体内で炎症物質が発生します。
この炎症物質が、既に存在する痛みを増幅させるのです。
「甘党の人って、今日の施術でポイント的には痛かったと思うんですけど、全体的にはどこ触られても無理やり押されている感はないと思うんですけど、すごいムキムキの人でもギャーギャー言う人がいます」
このように、甘いものを多く摂る人は、痛みに対する感受性が高くなります。
K様は「気をつけているんですけど」とおっしゃっていましたが、疲れた時や体調が悪い時は、どうしても甘いものが欲しくなるものです。
「普段は脳の栄養として糖も必要な時もあるので、痛いな、ちょっと今日はしんどいなという時は甘いもの、ちょっとそこは控えめに」とアドバイスしました。
完全に避ける必要はありませんが、体調が悪い時ほど意識的に控えることが大切です。
タンパク質と水分の重要性
疲労回復には、十分なタンパク質の摂取も重要です。
筋肉や内臓、免疫細胞など、体のあらゆる組織はタンパク質でできています。
特に病気を抱えている方は、体の修復にたくさんのタンパク質が必要です。
肉、魚、卵、大豆製品など、様々な種類のタンパク質をバランスよく摂ることをお勧めします。
また、前述したように水分補給も欠かせません。
K様には「朝、ちょっと朝体がだるいとか重いという方は、夜寝る前にコップ一杯」とアドバイスしました。
夜寝ている間は、コップ一杯分の汗をかくと言われています。
そのため、朝起きた時は軽い脱水状態になっており、これが朝の体のだるさの原因になることがあります。
寝る前にコップ一杯の水を飲むことで、夜間の脱水を防ぎ、朝の目覚めが良くなります。
継続的なケアの重要性と頻度
初期の集中ケア期間
整体は一度の施術で全てが解決するものではありません。
特にK様のように、長年の病気や生活習慣で体に深い歪みが生じている場合は、継続的なケアが必要です。
「最初の3、4回は週に1回か、最初の1、2回は本当は週に2回くらい来てもらいたい」とお伝えしました。
初期の集中ケア期間では、体の歪みを整え、正しい状態を体に覚えさせることが目的です。
1回の施術で体は変化しますが、長年の癖で元に戻ろうとする力も働きます。
そのため、短い間隔で施術を受けることで、正しい状態を定着させていくのです。
ただし、「その辺はご都合で」とお伝えしたように、無理な頻度を強制することはありません。
お仕事や介護の都合もありますので、可能な範囲で通っていただければと思います。
体の変化を感じる期間
多くの方が、3〜4回の施術で明らかな体の変化を感じます。
姿勢が良くなった、疲れにくくなった、痛みが軽減したなど、様々な変化が現れます。
K様の場合、初回の施術後に「さっきよりは高さが変わってきました」と実感されていました。
左右の肩の高さが揃い、骨盤の傾きも改善されていたのです。
しかし、これはまだ一時的な変化です。
継続的に施術を受けることで、この変化が定着し、元に戻りにくくなります。
また、施術を重ねるごとに、自分の体の状態に気づく感覚も鋭くなります。
「今日は右肩が張っているな」「骨盤が傾いているな」と自分で気づけるようになると、日常生活での体の使い方も自然と改善されていきます。
長期的なメンテナンスケア
初期の集中ケア期間を過ぎたら、メンテナンスケアに移行します。
体の状態が安定してきたら、月に1〜2回程度の施術で十分です。
メンテナンスケアの目的は、体の歪みが再び大きくなる前に調整することです。
車の定期点検と同じように、体も定期的にメンテナンスすることで、大きなトラブルを未然に防げます。
K様のように、重い病気を抱えながら介護や仕事を続けている方は、特に定期的なケアが重要です。
体が限界に達してから来院するのではなく、限界に達する前に体を整えることで、毎日を快適に過ごせます。
かんくう整体院では、患者さん専用のLINEもあり、「何かあれば気軽に連絡してください」とお伝えしています。
「この間病院に行ってきたんですけど」など、体の変化や気になることがあれば、いつでも相談できる体制を整えています。
病気を抱えながら生きる方へのメッセージ
諦めないことの大切さ
K様は「両親は健康なのに、なぜ自分だけ」という思いを抱えていらっしゃいました。
93歳のお母様は血圧の薬一つだけで元気に過ごし、88歳で亡くなったお父様も内臓に問題はなかったとのこと。
それなのに、娘である自分が肺がんと橋本病を抱え、仕事から帰ると起きられないほど疲れてしまう。
この理不尽さに、どれほど悔しい思いをされたことでしょう。
しかし、K様は諦めませんでした。
「これは普通じゃない」と感じ、検査を受けて病気を見つけ、治療を続けながらも、体を整えるために整体院にも通う決断をされました。
病気を抱えながら生きることは、決して楽なことではありません。
でも、適切なケアと生活習慣の改善で、病気があっても快適に過ごせる体を作ることは可能です。
K様は既に、グルテンを控える、カルシウムを摂る、食事に気をつけるなど、様々な工夫をされていました。
40代の時から骨粗鬆症の予防を意識し、今も骨密度は良好だそうです。
この積み重ねが、93歳のお母様の介護を続けられる体を支えているのです。
自分の体と向き合う勇気
病気になると、自分の体が信じられなくなることがあります。
「また再発するのではないか」「この疲れは病気のせいではないか」と、常に不安がつきまといます。
しかし、自分の体と向き合い、体が発するサインに耳を傾けることが、健康への第一歩です。
K様は「甲状腺の治療を1年続けても体調が改善しない」と感じた時、さらに詳しい検査を受ける決断をされました。
もし、その時に「年齢のせいだろう」と諦めていたら、肺がんの発見が遅れていたかもしれません。
自分の体の変化に敏感になり、「おかしいな」と感じたら専門家に相談する。
この勇気が、病気の早期発見や適切な治療に繋がります。
また、医療だけでなく、整体やカウンセリングなど、様々なアプローチを組み合わせることも重要です。
西洋医学で病気を治療しながら、東洋医学的なアプローチで体全体を整える。
この両輪があってこそ、本当の意味での健康を取り戻せるのです。
周りの人への感謝と自分へのケア
K様は一人っ子として、93歳のお母様の介護を一人で担っていらっしゃいます。
草刈りや木の手入れなど、重労働を二人でこなす日々。
お母様の方が元気で、自分の方が疲れてしまうという現実。
このような状況で、自分のケアを後回しにしてしまう方は少なくありません。
しかし、自分が倒れてしまったら、お母様の介護も続けられなくなります。
「自分のケアは自分勝手ではない、必要なこと」と認識することが大切です。
定期的に整体を受ける、十分な休息を取る、栄養のある食事を摂る。
これらは決して贅沢ではなく、介護を続けるために必要な投資なのです。
K様は施術を受けることで、「自分の体を大切にする時間」を持つことができました。
施術中にリラックスして眠りかけていた様子からも、心身ともに休息が必要だったことが分かります。
周りの人を支えるためには、まず自分が健康でなければなりません。
自分へのケアは、周りの人への最大の思いやりでもあるのです。
よくある質問
Q1. 肺がんの手術後、整体を受けても大丈夫ですか?
はい、基本的には問題ありません。
ただし、かんくう整体院では初回カウンセリング時に、必ず病歴を詳しくお聞きし、主治医の許可を確認しています。
K様の場合も「お医者さんにマッサージに行ってもいいか確認しましたか?」と尋ね、「全然関係ないので大丈夫」との返答を得てから施術を行いました。
手術直後や治療中の場合は、まず主治医に相談していただくことをお勧めします。
また、体調が優れない日は無理をせず、施術の延期や内容の調整も可能ですので、遠慮なくお伝えください。
Q2. 橋本病で疲れやすいのですが、整体で改善できますか?
橋本病自体を整体で治すことはできませんが、橋本病による二次的な症状は改善できます。
甲状腺機能低下による疲労感、自律神経の乱れ、筋肉の緊張などに対して、整体は有効なアプローチです。
K様も橋本病を抱えながら、姿勢の改善や筋肉の緊張緩和により、体の重さや疲労感が軽減されました。
整体は医療行為ではありませんが、医療と併用することで、より快適な日常生活を送ることができます。
Q3. どのくらいの頻度で通えば良いですか?
初期は週に1〜2回、3〜4回の集中ケアをお勧めしています。
その後、体の状態が安定してきたら、月に1〜2回のメンテナンスケアに移行します。
ただし、これは目安であり、お一人お一人の体の状態や生活状況によって異なります。
K様のように、介護や仕事で忙しい方は、無理のない範囲で通っていただければと思います。
大切なのは、継続することです。
たとえ月に1回でも、定期的に体を整えることで、大きなトラブルを防ぐことができます。
Q4. 施術は痛いですか?
施術の痛みの感じ方は、個人差があります。
K様の場合、筋肉がかなり硬くなっていたため、「すごい力強くて」と感じられました。
しかし、「全体的にはどこ触られても無理やり押されている感はない」とおっしゃっていたように、決して無理な力で押すことはありません。
特に病気を抱えている方には、「今日は軽めの施術をします」と伝え、体の状態を見ながら慎重にアプローチします。
痛みが強い場合は遠慮なくお伝えください。
力加減を調整しながら、最も効果的で安全な施術を行います。
Q5. 施術後に気をつけることはありますか?
施術後は、十分な水分補給を心がけてください。
1リットル程度の水を、こまめに飲むことをお勧めします。
また、施術当日は激しい運動や飲酒は控え、ゆっくり休息を取ってください。
施術後、一時的に体がだるく感じることがありますが、これは好転反応と呼ばれるもので、体が回復に向かっているサインです。
通常は1〜2日で治まりますので、心配はいりません。
もし気になる症状が続く場合は、遠慮なくご連絡ください。
Q6. 食事で気をつけることはありますか?
グルテン(小麦)と糖分の摂りすぎに注意してください。
特に体調が悪い時や痛みが強い時は、これらを控えることで症状が軽減されることがあります。
また、十分なタンパク質と水分の摂取も重要です。
K様のように、完全に断つのではなく、バランスを意識することが大切です。
時々は好きなものを楽しみながら、全体的には体に優しい食事を心がけましょう。
Q7. 自宅でできるケアはありますか?
骨盤を立てて座る、軽く顎を引く、という正しい姿勢を意識してください。
また、1日に何度か深呼吸の時間を作ることもお勧めします。
重いものを持つ時や作業をする時は、下半身から動くことを意識しましょう。
これらの小さな積み重ねが、大きな変化を生み出します。
施術時に、お一人お一人に合わせた具体的なアドバイスもお伝えしますので、ぜひ実践してみてください。
まとめ 豊橋市で病気と向き合う体づくり
肺がん術後や橋本病など、重い病気を抱えながら生活を続けることは、想像以上に大変なことです。
疲労感、体の重さ、姿勢の歪み、そして「なぜ自分だけ」という心の葛藤。
しかし、K様の事例が示すように、適切なケアと生活習慣の改善で、病気があっても快適に過ごせる体を作ることは可能です。
豊橋市萱町のかんくう整体院では、30年の施術経験と9つの専門アプローチで、お一人お一人の体の状態に合わせた施術を行います。
病歴を詳しくお聞きし、安全に配慮しながら、骨盤の歪み、筋膜の癒着、内臓の疲労、自律神経の乱れなど、体全体を総合的に整えていきます。
また、施術だけでなく、日常生活での姿勢、体の使い方、食事のアドバイスまで、トータルでサポートします。
病気を抱えながらも、お母様の介護を続け、自分らしく生きたいと願うあなたへ。
諦める必要はありません。
一緒に、あなたの体と向き合い、快適に過ごせる体を取り戻していきましょう。
ご予約・お問い合わせ
かんくう整体院は、豊橋市萱町で22年間、地域の皆様の健康をサポートしてまいりました。
病気を抱えている方、長年の不調に悩んでいる方、どんな些細なことでも構いません。
まずは気軽にお問い合わせください。
あなたの体の悩みに、真摯に向き合います。
かんくう整体院
住所:〒440-0896 愛知県豊橋市萱町14 八千代ビル 1C
電話番号:0532-55-5055
営業時間:9:00〜19:00
定休日:日曜日
駐車場:店舗向かいのコインパーキングをご利用ください(パーキングチケット1枚/30分をお渡ししています)
あなたのご来院を、心よりお待ちしております。


