自律神経の乱れによる不調は、一つの症状だけでなく、複数の症状が同時に現れることが特徴です。喉の詰まり、眠りの浅さ、精神的な不安、肩こり、背中の痛み――これらが同時に起こると、「一体どこから手をつければいいのか」と途方に暮れてしまうのも無理はありません。
豊橋市萱町にある「かんくう整体院」には、そんな複合的な不調に悩む方々が多く訪れます。施術歴30年、開業22年という豊富な経験を持つ院長が、9つの専門的なアプローチを駆使して、自律神経の乱れを根本から整えていきます。
今回は、実際に当院を訪れたお客様の事例をもとに、自律神経の乱れがどのように体に影響を及ぼし、どのような施術で改善へと導かれるのかを詳しくご紹介します。
自律神経の乱れが引き起こす複合的な症状
一人で抱える複数の不調
自律神経失調症と一口に言っても、その症状は人それぞれです。しかし共通しているのは、一つの症状だけでなく、いくつもの不調が同時に現れるという点です。
先日来院されたK様も、そんな複合的な症状に長年悩まされていました。「自律神経が乱れやすくて、飲み込めなくなったり、眠りが浅かったり、精神的に不安になったりする」とおっしゃるK様。さらに喉の詰まり感、ひどくなると背中に痛みが出る、真っ直ぐ寝られないなど、日常生活に支障をきたす症状が複数ありました。
デスクワークでミシンに長時間座っているというK様の職業環境も、症状を悪化させる要因の一つでした。「どうしていいかもよく分からない」という言葉には、長年の苦しみと、どこに相談すればいいのかという迷いが滲んでいました。
薬や鍼灸でも改善しなかった理由
K様はこれまで、薬を飲んだり、鍼灸院に通ったりと、さまざまな治療を試してこられました。「お薬はずっと飲んでいたんですけど」とおっしゃるように、長期間服薬を続けていたものの、症状は一向に改善しませんでした。
鍼灸も「いろいろ上の方行ったり」と、複数の院を試されたそうですが、やはり満足のいく結果は得られなかったとのこと。なぜこれらの治療法では改善しなかったのでしょうか。
それは、自律神経の乱れが、単なる神経系の問題だけでなく、骨格の歪み、内臓の位置、筋膜の緊張など、体全体の構造的な問題と深く関わっているからです。薬は症状を一時的に抑えることはできても、根本原因である体の歪みまでは改善できません。鍼灸も効果的なアプローチですが、骨格や関節の問題までカバーするには限界があります。
骨盤の歪みが自律神経に与える影響
骨盤後傾が引き起こす神経圧迫
かんくう整体院では、自律神経の乱れを訴える患者様に対して、まず骨盤の状態を詳しく検査します。なぜなら、骨盤の歪みが自律神経に直接的な影響を与えるからです。
K様の場合も、骨盤が後ろに下がる「後傾」の状態にありました。骨盤が後傾すると、バランスを取るために上半身が前に回ります。すると背骨が本来の自然なカーブを失い、まっすぐに硬くなってしまうのです。
背骨の前側の両側には「交感神経幹」という自律神経が走っています。背骨が丸くなることでこの神経が圧迫され、交感神経が過度に緊張してしまいます。特に胃のあたりにある太陽神経叢、腹神経叢、そして首の付け根から出る横隔神経などが影響を受けます。
横隔神経が圧迫されると、横隔膜の動きが悪くなり、呼吸が浅くなります。また、首から下に入る迷走神経も影響を受けるため、心臓や肺の働きにも支障が出ます。これが、K様が訴えていた「喉の詰まり」「呼吸の浅さ」「心臓がドキドキする」といった症状につながっていたのです。
左右の歪みが生む複雑な症状
骨盤の問題は前後だけではありません。K様の場合、骨盤が左後方に回旋していることも判明しました。これは、骨盤の左側が後ろに引っ張られている状態です。
この左後方回旋により、下行結腸や横行結腸の働きが悪くなり、便秘や下痢といった胃腸症状が出やすくなります。実際、K様も胃腸の不調を訴えていました。
さらに、骨盤が左に回旋すると、体を正面に向けるために上半身は右に回旋しようとします。その結果、右肩が下がり、右側の筋肉に過度な負担がかかります。K様が「右側の症状が多い」とおっしゃっていたのは、この骨盤の左後方回旋が原因だったのです。
内臓の位置と自律神経の関係
肝臓の腫れが肩こりを引き起こす
自律神経の乱れは、内臓の働きにも影響を与えます。そして逆に、内臓の状態が悪くなることで、さらに自律神経が乱れるという悪循環が生まれます。
K様の検査では、右側の肋骨の下、つまり肝臓のある部分が硬く腫れていることが分かりました。肝臓が腫れて下に下がると、その重みで右肩が引っ張られ、肩甲骨の動きが制限されます。
肩甲骨を正しい位置に保つためには、背中の「菱形筋」という筋肉が重要な役割を果たします。この筋肉は、肩甲骨と肩甲骨を引き寄せる唯一の横向きの筋肉です。しかし肝臓が腫れていると、菱形筋が十分に働けず、肩甲骨が外に開いたままになってしまいます。
その結果、巻き肩になり、慢性的な肩こりが生じます。K様の右肩の症状が強かったのは、この肝臓の腫れと菱形筋の機能低下が大きな原因だったのです。
胃腸の下垂が骨盤に与える影響
骨盤が後傾して外に広がると、腸が下に落ちやすくなります。そして下に落ちた腸は、子宮や卵巣を常に圧迫し続けます。
女性の場合、この状態が続くと、生理痛や生理不順、さらには妊娠しにくい体質につながることもあります。K様は妊活の相談はされませんでしたが、将来的な健康を考えると、骨盤を立たせて内臓を正しい位置に戻すことは非常に重要です。
また、胃が下垂すると、胃の裏側の筋肉が硬くなります。K様の検査でも、左側の胃の裏が硬くなっていることが確認されました。この硬さが、背中の痛みや不快感の原因となっていたのです。
脳と自律神経をつなぐ副神経の重要性
肩こりと自律神経の意外な関係
自律神経の乱れを考える上で、見逃せないのが「副神経」という脳神経の存在です。副神経は脳の11番目の神経で、胸鎖乳突筋と僧帽筋という2つの筋肉を動かす役割を担っています。
胸鎖乳突筋は首の前側にある筋肉で、K様の場合、この筋肉が非常に硬くなっていました。僧帽筋は肩こりの原因となる代表的な筋肉です。これらの筋肉は、通常の筋肉のように脊髄神経ではなく、脳が直接コントロールしているという特殊性があります。
副神経は「副」という名前の通り、何かを補佐する役割も持っています。それが、10番目の脳神経である「迷走神経」です。迷走神経は自律神経の中でも特に重要な神経で、心臓、肺、胃腸など、多くの内臓をコントロールしています。
歯を食いしばったり、慢性的な肩こりがあったりすると、副神経が緊張します。すると、副神経が補佐している迷走神経も緊張してしまい、自律神経全体のバランスが崩れるのです。逆に、姿勢が悪く自律神経が乱れている人は、副神経を介して胸鎖乳突筋や僧帽筋が緊張し、肩こりや首の詰まりが生じます。
K様の「喉の詰まり」は、まさにこの胸鎖乳突筋の過緊張が原因でした。そして肩こりと自律神経の乱れは、副神経を通じて相互に影響し合っていたのです。
デスクワークが生む悪循環
K様のように、デスクワークで長時間同じ姿勢を続けると、骨盤の関節が硬くなり、動かなくなってしまいます。特にミシンに座っている姿勢は、骨盤が後傾しやすく、背中が丸まりやすい姿勢です。
この姿勢を長時間続けると、背骨の両側にある交感神経幹が圧迫され続けます。すると交感神経が過度に働き、常に体が緊張状態になります。夜になっても交感神経が優位なままだと、眠りが浅くなり、不眠につながります。
K様が「真っ直ぐ寝れなくて、必ずどっちか向かないと寝られない」とおっしゃっていたのは、背骨の硬さと交感神経の過緊張が原因でした。特に右下で寝る癖があったそうですが、これも右肩が下がっている体の歪みに合わせた結果だったのです。
かんくう整体院の9つの専門アプローチ
あん摩マッサージ指圧と筋膜リリース
かんくう整体院では、国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」の資格を持つ院長が施術を行います。あん摩マッサージは、筋肉の緊張を緩め、血流を改善する伝統的な手技です。
しかし当院では、単なるリラクゼーション目的のマッサージは行いません。筋肉の緊張の原因を見極め、必要な部分に的確にアプローチします。
また、筋肉を包む「筋膜」という膜の癒着を解放する「筋膜リリース」も行います。筋膜は全身を覆うボディスーツのようなもので、一部が癒着すると、離れた場所にも影響が及びます。
K様の場合、足を引っ張ったときに、左側の筋膜が非常に硬くなっていました。これは、胃腸の不調や背中の痛みと関連していました。筋膜リリースにより、この硬さを解放することで、全身の緊張が緩和されます。
頭蓋調整とオステオパシー
自律神経の乱れに対して特に効果的なのが「頭蓋調整」です。頭蓋骨は一つの骨ではなく、23個の骨が組み合わさってできています。これらの骨は、わずかながら動いており、その動きによって脳脊髄液という液体が循環しています。
脳脊髄液は、脳と脊髄を保護し、栄養を供給する重要な液体です。この循環が滞ると、頭がカチカチに硬くなり、頭痛、めまい、集中力の低下などが起こります。
頭蓋調整では、頭蓋骨のわずかな動きを感じ取り、優しく調整することで、脳脊髄液の循環を改善します。K様の施術でも、頭蓋骨と仙骨をつなぐ「硬膜」という膜を調整することで、足の長さが揃い、背骨の両脇が柔らかくなりました。
オステオパシーは、アメリカ発祥の手技療法で、体全体を一つのユニットとして捉え、構造と機能の関係を重視します。当院の院長は、ハワイ大学での解剖学実習にも参加し、人体の構造を深く学んできました。この知識と経験が、安全で効果的な施術を可能にしています。
内臓調整と関節包調整
内臓にも「内臓マニピュレーション」という専門的な調整法があります。内臓は、腹膜という膜に包まれ、靭帯で支えられています。姿勢の悪さや慢性的なストレスにより、内臓の位置がずれたり、動きが悪くなったりすることがあります。
内臓調整では、お腹を優しく触診し、硬くなっている部分や下垂している臓器を見つけ、正しい位置に戻すように働きかけます。K様の場合、肝臓と胃の調整を行いました。
関節包調整は、AKA(関節運動学的アプローチ)とも呼ばれる高度な手技です。関節を包む「関節包」という袋の中で、わずかな滑り運動が行われています。この滑り運動が制限されると、痛みや可動域の制限が生じます。
特に仙腸関節(骨盤の関節)の動きが悪くなると、全身のバランスが崩れます。K様の骨盤の左後方回旋も、仙腸関節の動きの制限が原因でした。関節包調整により、この動きを回復させることで、骨盤の歪みが改善されます。
施術の実際の流れと体の変化
初回カウンセリングで見えた真の原因
K様が来院されたとき、まず詳しくお話を伺いました。「自律神経が乱れやすい」という主訴に加え、いつ頃から症状が出たのか、どんなときに悪化するのか、これまでどんな治療を受けてきたのかなど、時間をかけてヒアリングしました。
「子供の頃から自律神経が乱れやすかった」というお話から、体質的な要因もあることが分かりました。しかし、「デスクワークでミシンに座っている」という職業環境が、症状を悪化させている大きな要因だと判断しました。
次に、体の検査を行いました。骨盤の高さ、足の長さ、背骨の硬さ、肩甲骨の位置、お腹の硬さ、首の可動域など、全身を詳しくチェックします。この検査により、骨盤の後傾と左後方回旋、右肩の下がり、肝臓と胃の硬さ、胸鎖乳突筋の緊張などが明らかになりました。
「こういう症状は、鍼灸は意外と効きます」と、鍼灸の効果も認めつつ、「うちは、整体、カイロプラクティックをやっているんですけど、うち、8割以上は自律神経なんですよ」と説明しました。自律神経専門の施術を行っているという実績が、K様の不安を和らげたようでした。
段階的な施術で体を整える
施術は、まず硬膜の調整から始めました。脳と脊髄を包む硬膜という膜を調整することで、脳脊髄液の循環を改善します。これにより、足の長さが揃い、背骨の両脇が柔らかくなります。
次に、骨盤の調整を行いました。仙腸関節の動きを回復させ、左後方回旋を改善します。この調整により、骨盤が正しい位置に戻り、内臓への圧迫が軽減されます。
続いて、内臓の調整です。肝臓と胃を優しく触診し、硬さを取り除いていきます。内臓が正しい位置に戻ると、右肩への負担が減り、肩こりが軽減されます。
最後に、筋膜リリースと頭蓋調整を行いました。全身の筋膜の癒着を解放し、頭蓋骨の動きを改善することで、脳脊髄液の循環がさらに良くなります。
施術中、「痛かったら痛いって言ってくださいね」と何度も声をかけました。K様は「痛い気持ちいいくらい」とおっしゃっていましたが、これは体が変化を受け入れているサインです。無理に強い刺激を与えることはせず、体の反応を見ながら進めていきます。
施術後の変化と今後の計画
施術が終わった後、K様に立っていただき、体の変化を確認しました。「だいぶ背骨も動かせるようになりましたね」と伝えると、K様も「楽になりました」とおっしゃっていました。
特に、呼吸が深くできるようになったことを実感されたようです。「ここがグーッと広がる感じがします」と、横隔膜の動きが改善されたことを感じ取っていただけました。
しかし、一回の施術ですべてが完璧に改善するわけではありません。「今日の施術で痛みが出るかもしれません」と、好転反応の可能性についても説明しました。好転反応とは、体が変化する過程で一時的に症状が強く出ることです。これは悪化ではなく、体が良い方向に向かっているサインです。
「もしちょっと今日痛みが強いわという時は、甘いものを控えてください」とアドバイスしました。甘いものは体を冷やし、炎症を強める作用があるためです。また、「お水を普段飲まれます?」と確認し、水分摂取の重要性についても説明しました。
今後の施術計画としては、「早めに来ていただいて、1週間に1回か、これくらいに来る」ことを提案しました。最初の数回は、体の変化を見ながら、どこをどう調整すべきかを見極める期間です。「調子良くなってきたら、だんだん間隔を開けていきます」と、長期的な改善計画も説明しました。
自律神経を整えるための生活習慣
水分摂取の重要性
自律神経を整えるために、最も基本的で重要なのが水分摂取です。人間の体の約60%は水分でできており、血液、リンパ液、脳脊髄液など、体内の循環にはすべて水が必要です。
K様には「1日どれくらい飲みますか?」と確認したところ、「足りないと思います」とのことでした。多くの方が、自分が思っている以上に水分が不足しています。
理想的には、1日1.5リットル以上の水を飲むことをお勧めします。ただし、一度に大量に飲むのではなく、こまめに少しずつ飲むことが大切です。朝起きたときにコップ1杯、夜寝る前にコップ1杯という習慣をつけると良いでしょう。
水分が不足すると、血液がドロドロになり、脳や内臓への酸素供給が悪くなります。また、脳脊髄液の循環も滞り、頭痛やめまいの原因となります。自律神経を整えるためには、まず十分な水分摂取が欠かせません。
糖質制限の効果
自律神経の乱れに悩む方に、もう一つお勧めしているのが糖質制限です。K様にも「これを一応使ってください」と、糖質制限に関する資料をお渡ししました。
糖質、特に精製された白い炭水化物(白米、パン、麺類など)を摂りすぎると、血糖値が急激に上昇し、その後急降下します。この血糖値の乱高下が、自律神経を乱す大きな原因となります。
「朝パン、昼うどん、夜パスタ」というような食生活では、一日中血糖値が乱高下し、自律神経が休まる暇がありません。特に甘いものは、痛みを増強させる作用もあります。
「もしちょっと今日痛みが肩こりが強いわという時は、甘いものを控えてください」とアドバイスしたのは、このためです。甘いものを分解するときに炎症物質が出るため、痛みが強くなるのです。
糖質をゼロにする必要はありませんが、白米を玄米に変える、パンを全粒粉パンに変える、麺類を減らすなど、少しずつ改善していくことをお勧めします。
姿勢と呼吸の意識
デスクワークの方に特にお伝えしたいのが、姿勢と呼吸の意識です。K様のように、長時間座っている仕事では、どうしても骨盤が後傾し、背中が丸まってしまいます。
「お客さんがちょっと息が吸いたいと思った時に、しっかりグッと、広がるようにしてもらうと、ここがグーッと広がる」と説明したように、意識的に深い呼吸をすることが大切です。
1時間に1回は立ち上がり、背伸びをする、肩甲骨を寄せる、深呼吸をするなど、簡単なストレッチを取り入れましょう。これだけでも、交感神経の過緊張を和らげることができます。
また、座るときは、骨盤を立てることを意識してください。「骨盤を立たせる必要があるんです」と説明したように、骨盤を立てることで、背骨が自然なカーブを保ち、自律神経への圧迫が軽減されます。
他の治療法との併用について
鍼灸との組み合わせ
K様には、「うちで手だけでは落ち着かないなと思ったら、鍼を試してもらってりします」と説明しました。整体と鍼灸は、それぞれ異なるアプローチで体を整えるため、併用することで相乗効果が期待できます。
ただし、「同日はやめてください」とお願いしました。同じ日に複数の施術を受けると、体がどの刺激に反応しているのか分からなくなり、次回の施術計画が立てにくくなるためです。
鍼灸を受けた直後は体が変化しているため、整体の効果が見えにくくなります。
理想的には、整体と鍼灸を別の日に受け、それぞれの効果を確認しながら進めることをお勧めします。「一日経てば自律神経が切り替わるので、これもいいです」と説明したように、一晩寝ることで体がリセットされます。
薬との関係
K様は「お薬はずっと飲んでいたんですけど、これも飲んでいたから」とおっしゃっていましたが、薬を飲みながら整体を受けることは問題ありません。
ただし、整体で体が改善してくると、薬の量を減らせる可能性があります。これは、必ず主治医と相談しながら進めてください。自己判断で急に薬をやめると、リバウンドで症状が悪化することがあります。
「薬を飲みたくないという方が多いので、漢方か鍼灸」と説明したように、薬に頼らない体作りを目指す方も多くいらっしゃいます。しかし、薬が必要な状態のときは、無理に減らそうとせず、整体で体を整えながら、徐々に減らしていくことが大切です。
ジストニアなど難治性症状への対応
治せるものと治せないもの
K様の症状の中には、ジストニアという難治性の症状もありました。ジストニアとは、筋肉が不随意に収縮し、異常な姿勢や動きが生じる神経疾患です。
「ジストニアという病気だから治せないですね」と正直にお伝えしました。整体は、病気そのものを治す医療行為ではありません。しかし、「それに伴ういろんな症状、ストレスなので、結局体でおかしくなってくるので、それをとっていくことしかできない」と説明したように、ジストニアによって生じる体の歪みや痛みは改善できます。
これらの患者様に対して、病気そのものではなく、付随する身体症状を改善することで、生活の質を向上させることができます。
現実的なゴール設定
難治性症状に対しては、「完治」ではなく「症状の軽減」「生活の質の向上」を現実的なゴールとして設定します。
「もしかしたら僕がハッキリと声を聞けたら、もうこの辺で次の2週間後は来てくださいねって言ってました」と説明したように、患者様の状態を見ながら、無理のない計画を立てます。
「患者さんのカードの付き合いながらやってきてるんで」という言葉には、一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドの施術を行うという姿勢が表れています。教科書通りの施術ではなく、30年の経験と900人のプロを指導してきた知識を活かし、その人に最適なアプローチを選択します。
よくある質問と回答
施術は痛いですか?
「施術中痛かったら痛いって言ってくださいね」と何度もお声がけしています。痛みの感じ方は人それぞれですが、「我慢できる痛みは大丈夫です」という基準でお考えください。
リラクゼーションマッサージのように「気持ちいい」だけの施術ではありません。体の深部にアプローチするため、「痛い気持ちいい」くらいの刺激があります。しかし、我慢できないほどの痛みを与えることはありません。
「リラクゼーションとかマッサージをすると、あれをやると緊張しまくっている」と説明したように、強すぎる刺激は逆効果です。適度な刺激で、体が変化を受け入れられる範囲で施術を行います。
何回くらい通えば良くなりますか?
「最初はもう、どの人も一緒です。どんな症状も。早めに来ていただきます。1週間に1回か、これくらいに来る」と説明しているように、最初は週1回のペースをお勧めしています。
「2週間くらいで良くなってきたわけです。3週間くらいで、いきなり悪くなってしまいます」という経験則から、2週間おきだと効果が持続しにくいことが分かっています。
改善の速度は、症状の重さ、年齢、生活習慣などによって個人差があります。「もう足りないって言うじゃないですか、そういうことで、ツールももっと戻っちゃう」と説明したように、施術の間隔が空きすぎると、元に戻ってしまいます。
一般的には、3〜5回で変化を実感し、10回前後で安定してくる方が多いです。その後は、月1回程度のメンテナンスに移行します。
他の整体院との違いは何ですか?
かんくう整体院の最大の特徴は、9つの専門的なアプローチを統合して施術できることです。「整体、カイロプラクティック」に加え、筋膜リリース、頭蓋調整、内臓調整、関節包調整、骨盤矯正など、多彩な手技を習得しています。
「施術歴30年、開業22年」という豊富な経験と、「900人のプロを指導してきた元インストラクター」という実績が、他院にはない強みです。教科書通りではなく、一人ひとりの複雑な症状に対応できる引き出しの多さがあります。
「うち、8割以上は自律神経なんですよ」という専門性も大きな特徴です。自律神経の乱れに特化した施術体系を持っているため、複合的な症状にも対応できます。
好転反応とは何ですか?
「今日やめます?」「お酒飲まれます?」というやり取りがあったように、施術後は好転反応が出る可能性があります。
好転反応とは、体が変化する過程で一時的に症状が強く出ることです。だるさ、眠気、痛みの増加、発熱などが起こることがあります。これは悪化ではなく、体が良い方向に向かっているサインです。
「痛みって結構強くなりますよ」と事前に説明しているように、特に初回は好転反応が出やすいです。「一番多いのはだるさですけど、ちょっと水をよく摂らないといけない」とアドバイスしたように、水分をしっかり摂ることで、好転反応を軽減できます。
好転反応は通常、2〜3日で収まります。もし1週間以上続く場合は、好転反応ではなく別の問題の可能性があるため、ご連絡ください。
駐車場はありますか?
かんくう整体院は、豊橋市萱町14 八千代ビル 1Cにあります。専用駐車場はありませんが、「店舗向かいのコインパーキングをご利用ください。パーキングチケット1枚(30分)をお渡ししています」とご案内しています。
お車でお越しの際は、向かいのコインパーキングに駐車していただき、受付でその旨をお伝えください。パーキングチケットをお渡しします。
予約は必要ですか?
「今週から今週ぐらいで、これをお聞きしたいと思います」というやり取りがあったように、予約制となっています。「今週は、この時点で、もう金曜日の夕方しか空いていない」というように、予約が埋まりやすいため、早めのご予約をお勧めします。
営業時間は9:00〜19:00、定休日は日曜日です。お電話(0532-55-5055)、またはLINEでご予約いただけます。「患者さんだけが登録できるLINEがあるので、そこで予約の変更とかできます」と説明したように、LINE予約も便利です。
どんな服装で行けばいいですか?
施術は、動きやすい服装であれば普段着のままで受けられます。ただし、スカートやジーンズなど、体を締め付ける服装は避けてください。
特にお着替えの用意はありませんので、ご自身で動きやすい服装をご用意ください。Tシャツとスウェットパンツのような、伸縮性のある服装が理想的です。
まとめ|自律神経を整えて快適な毎日を
自律神経の乱れは、単なる「気のせい」や「ストレスのせい」ではありません。骨盤の歪み、内臓の位置、筋膜の緊張、頭蓋骨の動きなど、体全体の構造的な問題が深く関わっています。
K様の事例からも分かるように、複数の症状が同時に現れる複合的な不調は、一つの原因だけでは説明できません。骨盤の後傾と左後方回旋、肝臓と胃の硬さ、胸鎖乳突筋の緊張、副神経と迷走神経の関係など、さまざまな要因が絡み合っています。
かんくう整体院では、30年の経験と9つの専門的なアプローチを駆使して、これらの複雑な問題を一つずつ解きほぐしていきます。薬や鍼灸で改善しなかった症状も、骨格や内臓から根本的にアプローチすることで、改善の可能性が広がります。
「どうしていいかもよく分からない」と悩んでいた方が、「楽になりました」と笑顔で帰られる瞬間が、私たちの最大の喜びです。自律神経の乱れに悩む豊橋の皆様、一人で抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの体は、必ず変わる力を持っています。その力を引き出すお手伝いをさせていただきます。
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