
- 歩き始めると足の付け根が痛む
- 長く歩くと股関節が重くなる
- 立ち上がる時に股関節がズキッとする
- 靴下やズボンを履く動作がやりにくい
- 足を開いたりあぐらをかくのがつらい
- 階段の上り下りで痛みが出る
- お尻や太もも、膝まで痛みが広がる
- 足の長さが左右で違う感じがする
- 将来歩けなくなるのではと不安
- 病院で「軟骨が減っている」と言われた
変形性股関節症とは?

変形性股関節症とは、股関節の軟骨が変性・摩耗することで、関節の変形や骨棘形成が生じ、痛みや動かしにくさを引き起こす疾患です。[1][2]
日本では、寛骨臼形成不全などの骨格的背景が関係するケースも多いとされています。[1][2]
股関節は骨盤の寛骨臼(かんこつきゅう)と大腿骨頭(だいたいこっとう)で構成される球状の関節で、体重を支えながら歩行や立ち座りを可能にする重要な関節です。
関節の表面には軟骨があり、衝撃を吸収しながら骨同士が滑らかに動くようにしています。
しかし、加齢や体の使い方、骨格の特徴などによって軟骨が摩耗すると、骨同士の摩擦が増え、炎症や痛みが生じます。
進行すると骨棘と呼ばれる骨のとげが形成され、関節裂隙(関節のすき間)が狭くなり、関節の変形が進みます。
日本では特に女性に多く見られ、その背景には臼蓋形成不全という股関節の受け皿が浅い骨格構造が関係しているとされています。
臼蓋が浅いと股関節にかかる体重の負担が一部に集中し、軟骨が摩耗しやすくなります。
初期は動き始めの違和感や軽い痛み程度ですが、進行すると歩行時の痛みや可動域制限が強くなり、日常生活に支障が出ることがあります。
[1] 日本整形外科学会. 変形性股関節症
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/hip_osteoarthritis.html[2] 日本整形外科学会. 変形性股関節症診療ガイドライン(改訂第3版案)
https://www.joa.or.jp/topics/2023/files/osteoarthritis_treatment/guideline.pdf
なぜ、整形外科や一般的な接骨院では変形性股関節症が改善しないのか

整形外科では主にレントゲン検査を行い、変形性股関節症の保存療法には、患者教育、生活指導、運動療法、理学療法、薬物療法などがあります。[2][4]
症状や生活状況に応じて、股関節への負担を減らす工夫や、筋力・可動域を保つための運動、必要に応じた鎮痛薬の使用が検討されます。[2][3][4]
しかし軟骨の摩耗や関節の変形そのものを元の状態に戻すことは難しく、痛みの原因となる身体の使い方や姿勢の問題まで改善されない場合があります。
また一般的な接骨院では、電気治療や局所的なマッサージが中心になることが多く、股関節に負担をかけている骨盤や腰、膝、足の動きまで十分に評価されないケースがあります。
股関節の痛みは、骨盤の傾きや体幹のバランス、足の使い方など全身の動きと深く関係しています。
痛い部分だけを処置しても、根本的な負担が残っていれば症状は繰り返しやすくなります。
[2] 日本整形外科学会. 変形性股関節症診療ガイドライン(改訂第3版案)
https://www.joa.or.jp/topics/2023/files/osteoarthritis_treatment/guideline.pdf[3] American Academy of Orthopaedic Surgeons (AAOS). Osteoarthritis of the Hip
https://orthoinfo.aaos.org/en/diseases–conditions/osteoarthritis-of-the-hip/[4] American Academy of Orthopaedic Surgeons (AAOS). Plain Language Summary – Clinical Practice Guideline – Osteoarthritis of the Hip
https://orthoinfo.aaos.org/globalassets/pdfs/plain-language-summary_oa-of-the-hip-2024.pdf
変形性股関節症を放置すると

変形性股関節症は多くの場合ゆっくり進行し、病期が進むと可動域制限や跛行など、歩行や日常生活に支障が出ることがあります。[2][3]
進行すると歩行時の痛みが強くなり、跛行と呼ばれる左右に体を揺らす歩き方になることがあります。
さらに活動量が減ることで筋力低下が起こり、股関節への負担が増える悪循環が生まれます。
保存療法で十分な改善が得られず、関節温存が難しい進行例では、人工股関節全置換術(THA)が検討されることがあります。[2][3]
[2] 日本整形外科学会. 変形性股関節症診療ガイドライン(改訂第3版案)
https://www.joa.or.jp/topics/2023/files/osteoarthritis_treatment/guideline.pdf[3] American Academy of Orthopaedic Surgeons (AAOS). Osteoarthritis of the Hip
https://orthoinfo.aaos.org/en/diseases–conditions/osteoarthritis-of-the-hip/
変形性股関節症の主な症状

変形性股関節症では、足の付け根の痛みが代表的で、歩き始めや立ち上がりの瞬間に痛みが出ることがあります。[1][2]
進行すると、可動域制限や跛行がみられ、安静時や夜間にも痛みが出ることがあります。[2][3]
痛みは股関節だけでなく、太もも、お尻、膝に広がるように感じる場合もあります。[2][3]
初期段階では次のような症状が見られます。
初期段階
・歩き始めに足の付け根が痛む
・長時間歩くと股関節がだるくなる
・股関節の動きが少し硬く感じる
中期症状
・階段の上り下りで痛みが強くなる
・股関節が開きにくい
・あぐらがかけない
・靴下を履く動作が難しくなる
末期症状
・安静にしていても鈍い痛みが続く
・股関節の可動域が大きく制限される
・脚の長さが左右で違うように感じる
・お尻や太もも、膝まで痛みが広がる
膝の痛みが主症状のように感じても、実際には股関節が原因であるケースもあります。
[1] 日本整形外科学会. 変形性股関節症
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/hip_osteoarthritis.html[2] 日本整形外科学会. 変形性股関節症診療ガイドライン(改訂第3版案)
https://www.joa.or.jp/topics/2023/files/osteoarthritis_treatment/guideline.pdf[3] American Academy of Orthopaedic Surgeons (AAOS). Osteoarthritis of the Hip
https://orthoinfo.aaos.org/en/diseases–conditions/osteoarthritis-of-the-hip/
変形性股関節症になった原因は?

原因は股関節への長年の負担の蓄積です。
その背景には複数の要因があります。
- 臼蓋形成不全などの骨格構造
- 加齢による軟骨の変性
- 体重増加
- 姿勢不良
- 股関節周囲筋の筋力低下
- 過去の外傷やスポーツ歴
これらの要因が重なることで股関節の一部に負担が集中し、軟骨の摩耗が進みます。
変形性股関節症はなぜ治らないのか

一つ目は、軟骨は血流が少なく自然修復が難しい組織であることです。
二つ目は、痛みによって活動量が減り筋力低下が起こることです。筋肉が弱くなると関節への負担が増え、さらに症状が悪化します。
三つ目は、股関節だけでなく骨盤や足など全身の動きの問題が関係していることです。
股関節だけを治療しても、根本的な負担が残れば再び痛みが出やすくなります。
変形性股関節症の本当の原因の説明
本当の原因は、関節軟骨の摩耗だけではありません。股関節に負担を集中させる体の使い方や姿勢の問題が関係しています。
骨盤の傾き、体幹の不安定さ、足のアーチ低下などが起こると、股関節の一部に強い圧力がかかります。その結果、関節の摩耗が進みやすくなります。
つまり変形性股関節症は、関節の構造的変化と身体全体の機能的バランスの崩れが重なって発症する疾患といえます。
医療機関受診をおすすめするケース

当院では、股関節痛のすべてが整体の対象とは考えていません。
次のような症状がある場合は、整体を受ける前に、まず整形外科など医療機関で原因の確認を受けることをおすすめします。
- ぶつけた・転んだ・ひねった直後から痛みが強い
- 歩けない、足をつくと激痛が走る
- 股関節が動かせない、脚が短く見える、変形して見える
- 発熱、赤み、腫れ、熱っぽさがある
- 何もしていなくても痛い、夜中に目が覚めるほど痛い
- 急に悪化した、しびれや脱力感を伴う
- 痛みが長引き、日常生活に支障が出ている
特に、強い外傷後の痛み、荷重できない状態、急な腫れ、変形感は早めの医療機関受診が大切です。
また、強い関節痛に発熱や腫れを伴う場合は、自己判断せず早急にご相談ください。
変形性股関節症のよくある質問
- Q変形性股関節症は良くなりますか?
- A
軟骨が完全に元通りになることは難しいですが、痛みや不快感は、数回の治療で和らぐことが多いです。
進行を遅らせることも期待できます。
個人差はありますが、早期治療を始めるほど、回復がスムーズになります。
- Qストレッチは効果がありますか?
- A
股関節周囲の筋肉の柔軟性を保つことは有効です。ただし痛みが強い場合は無理に伸ばさず、痛みのない範囲で行うことが重要です。
ただし、痛みが強いときは避け、痛みのない範囲で、呼吸を止めずにゆっくり行うことが大切です。
- Q運動はしても良いですか?
- A
適度な運動は推奨されています。ウォーキングや水中運動、自転車など股関節への衝撃が少ない運動が適しています。
- Qシップ薬や痛み止めは効きますか?
- A
炎症による痛みを一時的に抑える効果があります。
ただし、関節の変形そのものを治すわけではありません。
長期使用には胃腸障害や腎機能への影響などのリスクもあるため、薬に頼りすぎず、リハビリや生活動作の見直しを並行して行うことが重要です。
- Q整体を受けるベストタイミングは?
- A
違和感や軽い痛みを感じ始めた段階が理想です。
早い段階で身体のバランスを整えることで負担を減らしやすくなります。
- Q手術は必ず必要になりますか?
- A
- Q体重は関係ありますか?
- A
体重増加は股関節への負担を増やします。体重管理は進行予防の重要な要素です。
- Q片側だけ痛いのはなぜですか?
- A
左右の骨格や筋力バランスの差により、負担が一側に集中することがあります。
- Q膝が痛いのですが股関節が原因のこともありますか?
- A
あります。股関節の問題が膝に痛みとして現れるケースは珍しくありません。
- Q将来歩けなくなるのではと不安です
- A
適切な運動と生活管理を行えば、長く歩行能力を保てる方は多くいます。早期からの対策が重要です。
- Q整体は変形性股関節症に効果がありますか?
- A
当院の整体は独自の9つのアプローチ法で、変形性股関節症の症状を和らげる効果が期待できます。
一人ひとりの状態に合わせた施術プランをご提案し、再発防止のためのアドバイスも行っていますので、お気軽にご相談ください。
参考文献・参照
- 日本整形外科学会. 変形性股関節症
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/hip_osteoarthritis.html- 日本整形外科学会. 変形性股関節症診療ガイドライン(改訂第3版案)
https://www.joa.or.jp/topics/2023/files/osteoarthritis_treatment/guideline.pdf- American Academy of Orthopaedic Surgeons (AAOS). Osteoarthritis of the Hip
https://orthoinfo.aaos.org/en/diseases–conditions/osteoarthritis-of-the-hip/- American Academy of Orthopaedic Surgeons (AAOS). Plain Language Summary – Clinical Practice Guideline – Osteoarthritis of the Hip
https://orthoinfo.aaos.org/globalassets/pdfs/plain-language-summary_oa-of-the-hip-2024.pdf- 日本整形外科学会. 変形性股関節症(一般向けPDF)
https://www.joa.or.jp/public/ation/pdf/joa_010.pdf
本ページは、股関節の痛みや変形性股関節症について理解を深めていただくための一般情報です。症状の原因は人によって異なり、正確な診断には医師による診察や画像検査が必要になることがあります。
当院では、整体による身体機能のサポートを行っていますが、病名の診断や医療行為は行っておりません。外傷後の強い痛み、発熱や腫れ、荷重できない状態、安静時や夜間にも続く痛みがある場合は、整体より先に医療機関へご相談ください。
お客様の声
変形性股関節症でしたが疲れにくくなりました!

F・K様 / 症状:変形性股関節症
どのような悩みで来店されましたか?
何年か前に股関節変形と言われ病院のリハビリを受けていましたが治りきらずにいました。
そんな時かんくう整体さんに思い切って行きました。
施術を受けてみて、どんな感じでしたか?
先生からはいろいろ説明してもらったり、施術を受けました。とても股関節が楽になりました。
また腰痛や足首の捻挫等の施術をしてもらい、体が軽くなったと感じるようになりました。
当店の施術をどんな人に薦めてみたいですか?
とても清潔感のある整体院さんです。
先生もスタッフの方もとても親切に対応していただけます。
安心して施術を受けられます。
※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。











かんくう整体院 独自の9つのアプローチ法は、
テクニックだけでなく、全身の検査を駆使することで症状を探り出し、
お客様の状態に合わせて、調整方法を組み合わせて施術していきます。
ただ、痛いところをマッサージしたり、バキバキ矯正、電気をかけるだけではあまり意味がありません。
乱れた体の構造と機能の調和(バランス)を取り戻すことで、
今まで病院や接骨院・マッサージでも改善しなかった、
変形性股関節症を改善することができるのです。
お客様のお悩みを解決する秘訣は
「どのように施術するか」ではなく「どこを施術するか」なのです。
不調がでている箇所は原因ではなく結果であって、本当の原因は「どこか」を探すことが重要です。
当院では、検査技術とそれに紐付いたヒアリングスキルを用い徹底したカウンセリングで、本当の痛みを導いていきます。
お客様が言う症状のみに対応する他店とは違い、
50,000回以上の豊富な臨床経験と様々なアプローチ法で、お客様のお悩みを解決できるのです。

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