野球に打ち込む高校生の体に起きていた変化
自己流トレーニングが招いた体の不調
高校1年生のS様は、小学生の頃から野球一筋で頑張ってきた野球少年です。セカンドやショートといった内野の要となるポジションを任され、日々練習に励んでいました。
しかし、先週から右のすねに痛みを感じるようになり、特にトレーニングをした時に痛みが強くなることに悩んでいました。学校にトレーナーがいないため、自力でトレーニングメニューを組んで実践していたS様でしたが、知らず知らずのうちに体に負担をかける使い方をしていたのです。
野球を続けていきたいという強い思いがある一方で、このまま痛みが続いたらどうしようという不安も抱えていました。
痛みの裏に隠れていた体の歪み
かんくう整体院を訪れたS様に対して、トレーナー資格も持つ施術者が詳しく体の状態をチェックしました。すると、単なる筋肉痛ではなく、体全体の歪みが痛みの原因になっていることが判明したのです。
骨盤が後方に回転していることで、しゃがむ動作の際に膝に大きな負担がかかっていました。さらに、骨盤が左後方回転・右前方回転とねじれた状態になっており、これが右肩を下がらせる原因にもなっていました。
野球でボールを投げる際、右肩が下がったまま投げなければならないため、肩の故障を起こすリスクも高まっていたのです。
骨盤の歪みが野球のパフォーマンスに与える影響
座り方一つで変わる体の使い方
普段の座り方を確認すると、S様は骨盤が後ろに倒れた状態で座っていました。施術者からは「もう少し深く座って、腰を立てた状態を保つことが大事」とアドバイスがありました。
骨盤が後方回転していると、足首、膝、股関節といった下半身の関節すべてに負担がかかります。野球で守備についている時は、腰を入れた状態で構えているはずなのに、普段の座り方では骨盤が丸まってしまっていては、体が正しい使い方を忘れてしまうのです。
前に進もうとする時、走ろうとする時には、骨盤を立たせてから斜め前方に推進力を生み出す必要があります。しかし骨盤が後方回転したままだと、この動作に無駄が生じ、太ももの前側や後ろ側、ふくらはぎ、そしてすねへと疲労が蓄積していきます。
シンスプリントやオスグッド病のリスク
骨盤の歪みが続くと、膝から下のすねの部分が固くなっていきます。その結果、シンスプリント、ジャンパーズニー、オスグッド病といったスポーツ障害を引き起こすリスクが高まります。
S様の場合、今まではこうした痛みが出ていなかったため、体の使い方は比較的上手だったと考えられます。しかし、成長期に入り筋力トレーニングの負荷が増えたことで、体の使い方の癖が顕在化してきたのです。
野球を長く続けていくためには、今のうちに体の歪みを整え、正しい体の使い方を身につけることが重要です。
骨盤のねじれが引き起こす左右差
左右で異なる骨盤の高さ
詳しく骨盤の状態を確認すると、骨盤の一番高いところは左が高く、右が低い状態でした。ところが、骨盤の下から引っかかるクリクリとした部分を触ると、今度は右が高く左が低いという逆転現象が起きていました。
これは、骨盤が左回転したまま固定されてしまっているためです。上半身は前を向くために右回転しようとするので、この時に右肩が下がります。
右投げのS様にとって、右肩が下がったままボールを投げるということは、一度肩を上げるか、肩を回転させないと肩が伸びなくなることを意味します。これが続けば、肩の故障につながる可能性が高いのです。
左右で異なる筋肉の硬さ
腰の部分を触ってみると、右側はつまめないほど硬いのに対し、左側はがっつりとつまめるほど柔らかい状態でした。これは左後方回転によって、左側のインナーマッスルや腸腰靭帯という靭帯がかなり硬くなっているためです。
この回転の固定が取れなくなっていることで、後方回転したままの状態が続き、膝ではなく膝から下のすねに疲労が蓄積していました。筋力トレーニングで本来鍛えなければいけない部分以外のところに疲れが出てきてしまっていたのです。
野球ができないほど壊れているわけではありませんが、このまま放置すれば確実にパフォーマンスの低下や怪我につながります。
整体施術で体の歪みを整える
足の長さと股関節の柔軟性チェック
仰向けに寝てもらい、足の長さを確認すると、左足の方がやや短い状態でした。股関節の柔軟性をチェックするパトリックテストでは、右側は問題ありませんでしたが、左側は後方回転が強く、骨盤が外に倒れにくくなっていました。
膝の曲がり具合も左右で差があり、右側の方が膝が曲がらなくなっていました。左側の背中、胃の疲労、首の硬さなど、全身のバランスが崩れていることが明らかになりました。
こうした左右差は、日常生活や野球の練習で無意識に繰り返される動作の癖から生まれます。
うつ伏せでの筋膜調整
うつ伏せになってもらい、筋膜の調整を行いました。ふくらはぎが硬く、特に左側の腓腹筋が硬くなっていました。本来であれば横から深層のインナーマッスルをほぐしたいところですが、痛みが出そうだったため、今回は表面的な調整にとどめました。
右側の方が柔らかく、左側が硬いため、疲労がたまると左後方回転がより強くなります。不思議なことに、上半身の筋肉は非常にきれいな状態でした。投げる動作で同じように疲労がたまっているはずなのに、上半身は筋力トレーニングの効果がしっかり出ていたのです。
つまり、筋力トレーニングの仕方が下半身に偏って硬くなるような内容になってしまっていたことがわかります。
仰向けでの骨盤調整と筋膜リリース
再び仰向けになってもらい、骨盤の調整を行いました。お尻を上げてもらい、骨盤の位置を整えます。股関節の硬さを確認しながら、すねの張りが強い部分を中心に筋膜リリースを行いました。
左後方回転・右前方回転の状態では、右側が荷重側となり、左側が利き足として前に出す役割を担います。そのため、左側のすねや前脛骨筋が特に硬くなりやすいのです。
施術後、もう一度深く座ってもらうと、骨盤の位置が明らかに変わっていました。骨盤が立っている状態を維持できるようになり、左側の腰もつまめなくなっていました。
施術後の変化と今後のアドバイス
骨盤が立つことで得られる効果
施術後、S様に深く座って胸を張った状態を維持してもらいました。骨盤の位置が整い、左右の高さの差も小さくなっていました。
骨盤が立っている状態を普段から意識することで、膝やすねへの疲労を軽減できます。野球の守備でも、腰を入れた状態を自然に保てるようになり、パフォーマンスの向上が期待できます。
上半身の筋肉は非常にきれいな状態なので、下半身の歪みがなくなれば、全身のバランスが整い、トレーニングの効果もさらに高まるでしょう。
自己流トレーニングの見直しを
施術者からは「トレーニングの内容が自己流だと合っていないのかもしれない」とのアドバイスがありました。学校にトレーナーがいない環境では、どうしても自分で調べた情報をもとにトレーニングを組むしかありません。
しかし、体の状態や野球の動作に合わせた適切なトレーニングを行うには、専門家のサポートが必要です。今回の施術で体の歪みが整ったので、今後はスポーツジムのプロに相談しながら、正しいトレーニング方法を学ぶことが推奨されました。
疲労が取れればそれで十分という考え方もありますが、きれいな体を作ってトレーニングを積むことで、怪我のリスクを減らし、野球のパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。
継続的なケアの重要性
今回の施術で一時的に歪みは整いましたが、長年の癖はすぐには完全に取れません。施術者からは「あと2、3回早めに来てください」とアドバイスがありました。
継続的にケアを受けることで、体が正しい状態を記憶し、歪みが戻りにくくなります。疲労が取れればそれで良いという場合もありますが、本気で野球を続けていきたいのであれば、定期的なメンテナンスが欠かせません。
体をきれいに整えてからトレーニングをすることで、同じ努力でもより大きな成果を得られるようになります。
かんくう整体院のアプローチ
トレーナー資格を持つ施術者による専門的評価
かんくう整体院では、トレーナー資格を持つ施術者が、単なる痛みの治療だけでなく、アスリートとしての体づくりの観点から包括的に評価を行います。
野球という競技の特性を理解した上で、骨盤の歪みや筋肉の硬さを具体的に指摘し、どこに問題があるのかを明確にします。YouTubeや書籍での自己学習では得られない、自分の体の状態の客観的診断が受けられるのが大きな特徴です。
今回のS様のケースでも、骨盤のねじれ、肩の下がり、下半身の硬さといった複数の問題点を的確に見抜き、それぞれがどのように野球のパフォーマンスに影響するのかを丁寧に説明しました。
野球特有の動作と関連付けた具体的指導
施術者は「野球で守っている時も当然腰を入れたような状態で守っていると思う」「ボールを投げる時に下がったまま投げなきゃいけない」といった、野球の具体的な動作と体の使い方を関連付けて説明します。
一般的な整体やストレッチ動画では得られない、競技特性に合わせた指導が受けられるため、野球のパフォーマンス向上に直結するアドバイスが得られます。
また、守備の構え方、投球動作、走塁時の体の使い方など、野球のあらゆる場面で必要な体の動きを意識できるようになります。
継続的なケアとトレーニング改善の伴走
かんくう整体院では、症状に応じた継続プランを提示し、お客様の目標に合わせたサポートを行います。「疲労が取れればいい」という場合もあれば、「きれいな体を作りたい」という場合もあります。
それぞれの希望に応じて、最適な施術回数や内容を提案してくれるため、自己流トレーニングの孤独から脱却し、専門家の伴走を得られる安心感があります。
施術歴30年、開業22年という圧倒的な実績を持つ施術者が、一人ひとりの体の状態を見極め、最適なアプローチを行います。
豊橋でスポーツ整体を探している方へ
かんくう整体院の特徴
かんくう整体院は、愛知県豊橋市萱町にある整体院です。豊橋駅からもアクセスしやすく、スポーツをしている学生から一般の方まで幅広く利用されています。
施術者は、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持ち、900人のプロを指導してきた元インストラクターという経歴を持っています。AKA(関節運動学的アプローチ)、内臓調整、頭蓋調整、筋膜リリースなど、9つの専門アプローチを持つ総合力が強みです。
スポーツ障害だけでなく、自律神経失調、更年期障害、慢性腰痛、肩こりなど、幅広い症状に対応しています。
営業時間とアクセス
かんくう整体院の営業時間は9:00〜19:00で、定休日は日曜日です。店舗向かいのコインパーキングを利用でき、パーキングチケット1枚(30分)がもらえます。
住所は〒440-0896 愛知県豊橋市萱町14 八千代ビル 1Cです。豊橋市内だけでなく、蒲郡、豊川、田原、新城といった周辺地域からも多くの方が訪れています。
電話番号は0532-55-5055です。予約優先制となっていますので、事前に連絡してから来院することをおすすめします。
こんな方におすすめ
かんくう整体院は、以下のような方に特におすすめです。
野球、サッカー、バスケットボールなどのスポーツをしていて、体の使い方に不安がある方。学校にトレーナーがおらず、自己流でトレーニングをしている方。すねの痛み、膝の痛み、肩の痛みなど、スポーツ障害に悩んでいる方。
また、体の歪みが気になる方、骨盤矯正を受けたい方、慢性的な腰痛や肩こりに悩んでいる方にも対応しています。
施術者は一人ひとりの体の状態をしっかりと見極め、最適なアプローチを提案してくれます。
野球を続けるために必要な体のメンテナンス
成長期だからこそ大切な体のケア
高校生は成長期にあたり、骨や筋肉が急速に発達する時期です。この時期に正しい体の使い方を身につけることが、将来的な怪我の予防につながります。
逆に、間違った体の使い方を続けてしまうと、成長とともに歪みが固定化され、取り返しのつかない状態になることもあります。今のうちに専門家のチェックを受け、体の歪みを整えることが重要です。
野球は体の左右非対称な動きが多いスポーツです。投げる、打つ、走るといった動作すべてが、体の一方向への負担を生み出します。だからこそ、定期的なメンテナンスが欠かせません。
自己流トレーニングのリスク
インターネットやSNSには、筋力トレーニングの情報があふれています。しかし、それらの情報が自分の体に合っているとは限りません。
S様のケースでも、上半身の筋肉は非常にきれいに発達していたのに、下半身は硬くなるようなトレーニングになっていました。これは、トレーニングの内容が体の状態に合っていなかったためです。
自己流でトレーニングを続けることで、知らず知らずのうちに体の歪みを悪化させてしまうリスクがあります。専門家のアドバイスを受けながら、自分に合ったトレーニング方法を見つけることが大切です。
パフォーマンス向上のための体づくり
体の歪みを整えることは、怪我の予防だけでなく、パフォーマンスの向上にもつながります。骨盤が正しい位置にあれば、下半身の力を効率よく上半身に伝えることができます。
投球動作では、下半身で生み出した力を体幹を通じて腕に伝えることで、速いボールを投げることができます。しかし、骨盤がねじれていたり、股関節が硬かったりすると、力の伝達がうまくいきません。
体を整えることで、同じ筋力でもより大きなパフォーマンスを発揮できるようになります。これが、プロのアスリートが定期的に体のメンテナンスを受ける理由です。
よくある質問
整体は痛いですか?
整体の施術は、基本的に痛みを伴うものではありません。かんくう整体院では、お客様の体の状態に合わせて、無理のない範囲で施術を行います。もし痛みを感じた場合は、遠慮なく伝えてください。施術の強さや方法を調整します。
筋膜リリースや関節包の調整など、深層部にアプローチする施術では、多少の痛みを感じることもありますが、我慢できないほどの痛みではありません。施術後は体が軽くなり、可動域が広がったことを実感できるでしょう。
何回くらい通えばいいですか?
症状や体の状態によって異なりますが、初回の施術で体の歪みの程度を確認し、最適な施術回数を提案します。S様のケースでは、あと2、3回の施術が推奨されました。
急性の痛みであれば1〜3回程度で改善することもありますが、長年の歪みや慢性的な症状の場合は、定期的なメンテナンスが必要になることもあります。体の状態を見ながら、無理のない範囲で通院計画を立てましょう。
スポーツをしている学生でも受けられますか?
はい、もちろんです。かんくう整体院では、スポーツをしている学生の施術も多く行っています。施術者はトレーナー資格も持っているため、競技特性に合わせたアドバイスが可能です。
野球、サッカー、バスケットボール、陸上など、さまざまな競技に対応しています。体の使い方やトレーニング方法についても相談できますので、パフォーマンス向上を目指す学生にもおすすめです。
施術後に気をつけることはありますか?
施術後は、体が整った状態を維持するために、いくつか気をつけていただきたいことがあります。まず、施術当日は激しい運動を避け、ゆっくりと体を休めてください。
普段の座り方や立ち方にも注意が必要です。骨盤を立てた状態を意識し、背中を丸めないようにしましょう。また、施術者からアドバイスされたストレッチやセルフケアを実践することで、効果が長持ちします。
保険は使えますか?
かんくう整体院では、保険診療は行っていません。自費診療となりますので、料金については事前にお問い合わせください。
ただし、自費診療だからこそ、時間をかけて丁寧に体の状態をチェックし、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術を提供できます。保険診療では対応できない専門的なアプローチも可能です。
まとめ:野球を長く続けるために
体の歪みは早めの対処が大切
今回のS様のケースでは、すねの痛みという症状の裏に、骨盤の歪みや筋肉の硬さという根本的な問題が隠れていました。こうした問題は、放置すればするほど悪化し、最終的には野球を続けられなくなるほどの怪我につながる可能性があります。
早めに専門家のチェックを受け、体の歪みを整えることで、怪我のリスクを減らし、長く野球を楽しむことができます。
自分の体を知ることがパフォーマンス向上の第一歩
自己流でトレーニングを続けていると、自分の体の状態を客観的に把握することが難しくなります。専門家の評価を受けることで、自分では気づかなかった問題点が明らかになります。
体の歪みを整え、正しい体の使い方を身につけることが、パフォーマンス向上の第一歩です。かんくう整体院では、トレーナー資格を持つ施術者が、野球という競技特性を理解した上で、最適なアドバイスを提供します。
かんくう整体院で体を整えませんか
豊橋市で野球をしている学生、スポーツ障害に悩んでいる方、体の歪みが気になる方は、ぜひかんくう整体院にご相談ください。施術歴30年、開業22年の実績を持つ施術者が、一人ひとりの体の状態に合わせた施術を行います。
営業時間は9:00〜19:00、定休日は日曜日です。予約優先制となっていますので、事前にお電話でご連絡ください。電話番号は0532-55-5055です。
住所は〒440-0896 愛知県豊橋市萱町14 八千代ビル 1Cです。店舗向かいのコインパーキングをご利用いただけます。皆様のご来院をお待ちしております。


